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生徒
でも、ラムサ、事実によって裏付けられていないもの、あるいは科学が真実
であると発見したものに反するようなものを、どうやって真実と感じられるで
しょうか?
ラムサ
マスターよ、「事実」と呼ばれるものによって証明できるものは何もない。
なぜなら、事実なるものは、人類の理解が進化し、変化するにつれて変わるか
らだ。あらゆるものは推測なのだ。というのも、思考と感情を通して、現実は
つねに進化し、創造されているからだ。事実とは、集合意識、つまり人類全体
によって抱かれて感情となった思考の集合体が、現時点において物質的に現実
化しているものにすぎないのだ。
マスターよ、証明とは、フィーリング、感情にある。なぜなら、事実という
ものに現実性を与えたのは、もとはと言えばフィーリングだからだ。
最も偉大な現実、最も偉大な真実とは何だろうか? マスターよ、それは事
実ではない。事実を現実として受け容れたとき、つまり事実を思考の中で真実
として受け容れたときに、あなたが感じるフィーリングの方なのだ。これが真
の事実だ。最も偉大な現実とは、感情である。そこにこそ、すべての真実があ
るのだ。
マスターよ、どんなことをあなたが信じることを選ぼうと、それはそのとお
りになる。だから、自分にとって何が適切か、何を信じたいかを、自分で選ぶ
のだ。
『ラムサ ホワイトブック』p223-224